メイクアップアーティスト marina.

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今回は、タレントとしての顔も持つメイクアップアーティストのmarina.さんにインタビュー。大手企業の広告や雑誌、ファッションショーなど多岐にわたる活動と仕事への想い、そしてこれからのことを伺いました。

@vi.marina

デパコスから韓国コスメまで幅広いコスメレビューを発信。明るい性格と嘘のないレビューで25~30代の女性に支持されている。フォロワーは3.3万人(2019年10月現在)。

雑誌からMVまで幅広いメイクの仕事

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ーmarina.さんは、ショーメイクやCM撮影、アーティストMV撮影など仕事の幅が広いですがそれぞれに違いはありますか?

現場は100あったら100通りです。特にクライアントさんが何を一番求めているかに違いがありますね。

例えばバッグや服など商品が主役の撮影なら、モデルを引き立たせるのではなく商品の世界観をどう表現するかを考えますし、アーティストがメインのお仕事なら対象となる人を引き立たせます。

それからメイクは技術やセンスも大事ですが、競争に勝ち残るには「この人に頼んでよかったな」と思ってもらえるかが大事。グルメロケであれば「食べ物を綺麗に食べる人」を撮ることが大切なので、お箸に口紅がつかないようなリップを持って行ったり。求められていることにプラスアルファをして、さらに自分の技やセンスを入れるように心がけています。

理系大学生から転身した意外な経歴

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ーそもそも、メイクになった経歴がちょっと変わっているとのことですが、どんな経緯でメイクアップアーティストに?

幼少期からメイクになるのは夢だったのですが、進学校に通っていたこともあり、大学に進んで農学部で化学や生物学を学んでいたんです。卒論では大腸菌類を育てました(笑)メイク始めたのは大学在学中にアシスタントになったのがきっかけです。

ヘアサロンのレセプションパーティーで、たまたまあこがれのヘアメイクアップアーティストの方に会えて、当時その方も現事務所に所属していて、マネージャーも同席していたんです。 そこで縁あってアシスタントをさせてもらえるようになったんです。

ーでは、スムーズにメイクへの道が開いたんですね。

いいえ、アシスタントも最初は断られましたよ。でもやっぱり諦められないなと思って「もう一回お話を聞いていただくことできますか?」とお願いして、どうにか。かなりしつこい人だったと思うんですけど(笑)

大学卒業する時には企業から内定もいただいていたので、親には大反対を受けましたが、この道以外考えられませんでした。でもそこまでやりたい気持ちがあったからこの仕事を続けられているのかなと思います。

よく「メイクさんになりたいけど、専門学校に行かないとだめですか?」って聞かれますけど、現場では習ったことをそのまま当てはめるだけでは通用しないじゃないですか。専門学校に行くか行かないかではなくて、習ったことを自分の中に染み込ませて使うことが大事だと思います。自分で疑問に思い、自ら理由を当てはめて学ぶことが大切ですよね。

今も毎日がテストですよ。自分の好きなことで稼いでいくのは本当にやりたいことでないと難しい。失敗が許されない世界、全部自分の責任ですから。

名古屋で活動する理由

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ー名古屋を中心に活動していますが、なぜ名古屋なのでしょうか。東京の方がメイクの仕事は多いのでは?

東京に行く必要がなかったんです。 女優さんの専属メイクになりたいとか、東京へ行かないと叶えられない夢があれば違いますけど、私はそれが一番ではありませんでしたから。

私の場合、自分がメイクをした人の1日が楽しくなればOKなんです。それは相手が素人さんでもモデルさんでも女優さんでも同じです。撮影終わりに「メイクそのままで帰ります」とか「コスメ買いに行きたくなりました」って言われるのが一番嬉しい。

それに、目の前のことをきちんとやっていれば、東京や大阪からも声がかかります、どこにいても。

海外のトレンドや文化も敏感にキャッチ

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ー名古屋ですでにメイクの仕事をしている中でフランスへ留学したとか。それはなぜですか?

フランスへは応用を学びに行きました。アメリカやイギリスと違って、フランスのメイクは自分の良いところを知ってそれを引き出すメイク。名古屋で活きるメイクはフランスのメイクかなと思って選びました。

多国籍な生徒同士でメイクを施す実技を経験できたことは、今の仕事にも活かせていると思います。

ここ1~2年は南アフリカの打楽器や民族系音楽の流行と共に、ハイブランドにも民族系の織物などが取り入れられていますが、アパレルの流行によって求められるメイクも変わるので、海外のトレンドも意識しています。

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2019AWオススメはベイクドピンクのような大人っぽいピンク!アイメイクに使うと冬っぽさが出ます」とのこと。

韓国ではグルメもレポート?

仕事道具の中身を紹介!!

ー本業のメイクに加え、インスタグラムでのメイク動画も人気がありますが、今後はどのような活動をしていくのでしょうか?

YouTubeにシフトして行きたいなと思っています。

編集に凝ってしまい更新が疎かだったんですけど「編集は雑でもいいから、マリナちゃんの伝えたいことがもっと知りたい」って言ってもらえたので、みんなに育ててもらえるようなYouTuberになれたらいいなと。

情報を発信する時は「嘘は絶対言わない、書かない」って決めていて、クライアントさんにも「良いものは良い、悪いものは悪いって言わせてもらいます」って言ってます。まぁ、キャラで許してもらっている部分もあるかもしれないですけどね(笑)今までも自分に嘘をつかずにやってきたし、それは大事にしたいです。

実は今、韓国にいるんです。

これからは、メイク以外にも皮膚科のレポートとかグルメや私生活もお見せできたらいいなと思っています。私にとって応援してくれているフォロワーさんが自慢です!これからも楽しみにしていてください!

韓国生活のレポートアカウントも開設!?

お仕事への熱意を語ってくれたmarina.さんの、始まったばかりの韓国生活が垣間見えるinstagramアカウントもチェック!

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