モデル 西村円花

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今回は、若干16歳で日本最大級のファッションショー「神戸コレクション」のランウェイを歩き、現在は雑誌やCMなど活動の幅を広げる名古屋モデル、西村円花さんにインタビュー。大人への階段を駆け上がる18歳の決意と葛藤を語っていただきました。

夢見ていた「神戸コレクション」のランウェイ

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ーー神戸コレクションを16歳から2年連続経験されていますがいかがでしたか?緊張はしませんでしたか?

モデルになりたいと思ったときから、ファッションショーに憧れていたので「神戸コレクション」でランウェイを歩けたことは人生で一番大きな出来事でした。
もちろんリハーサルの時は緊張しましたけど、本番は皆さんが見てくださるので「歩くのが好き!私を見て!」という気持ちで本当に楽しかったです!
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ーー度胸がありますね!そもそもなぜモデルになろうと?

保育園の頃から、女の子らしいモノが大好きで、毎朝ルーズソックスをはいている高校のおねぇさんを眺めていたんです。
ある時、お母さんが読んでいる雑誌にレッグウォーマーをはいている女の子がいて、お母さんに「この子にはどうなったらなれるの?」と聞いたら「モデルさんっていう職業があるんだよ」と教えてもらい、その時からモデルになりたいと思いはじめました。

小中学生もずっとモデルになりたい夢はあったんですけど、地元が田舎なので、スカウトされることもなく…(恥笑)

ーーでは、どうやってモデルに?

中学2年生の時に修学旅行で行った東京で、ある事務所からスカウトしていただいて、それで自信を持つことができてモデルになろうと決意しました。実際に始めたのは、14歳の時に今の事務所のオーディションを受けたのがきっかけです。

難しいけど楽しいモデルのお仕事

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ー憧れのモデルのお仕事はどうですか?ギャップはありませんか?

お仕事は楽しいです!辛いことも忘れて元気がでるほど!

子どもの頃持っていたモデルさんのイメージは、芸能人の方がいて、大きなコレクションに出て…と、誰もが想像する華やかなイメージだったので、ギャップが無いわけではないけれど、実際入ってみると、ポスター撮影やCMみたいに、もっといろいろなお仕事があって、思っていた以上にどれもすごく楽しいです。
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今年、新たに静岡県の総合大学「常葉大学」のテレビCMにも出演。
でも難しいこともあります。バッグの見せ方一つとっても、商品をどうみせればいいのか、お客さんに買いたいと思ってもらうにはどうしたらいいのかとか、ちょっとの表情でも全然変わってくるので。

撮影現場では、写真や映像を毎回確認することもできないので、自分が思った見せ方をできているかどうか、きちんとできているのか考えながらお仕事をしています。

大人っぽいスタイルに隠された素顔は…少女?

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ーーお仕事以外で興味のあることはありますか?
TWICEやBLACKPINKなどのガールズK-POPグループが好きです。みんなオーディション番組出身で、オーディションで落選してしまった練習生がどんどんデビューしているのを見て感動しちゃう。

彼女たちのファッションやメイクも参考にしていますし、韓国料理も好きです。今一番行きたい国ですね。
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素顔は元気でよくしゃべる18歳の女の子。韓国料理以外では、甘いものも大好きで、最近はLACHICの「ICE MONSTER」にある「タピオカミルクティーかき氷」が気になっているそう。
ーー18歳ということを忘れてしまうほど大人っぽいですが、よく笑うし驚きました。ギャップがあるって言われませんか?

写真や映像を見てくださっている方からは、年齢より大人びて見ていただいているみたいなんですけど、しゃべったら…へへ…(笑)思いつきでしゃべっちゃうところもあって、マイペースすぎって言われます。でも、ギャップを魅力と思ってもらえるように頑張ります!
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「その時の気分で話してしまうんです。事務所にも口を開けて口笛をするのが趣味ですって答えてしまって、いまだに公式プロフィールに書かれちゃってるんですよ、実はできないんですけど(笑)」とあっけらかんと話す西村さん。

今後の目標は「髪の毛サラ〜ッてするCMに出ること!」

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ーーこれからどんなモデルになっていきたいですか?

今はいろんなお仕事に挑戦したいと思っています。また大きなコレクションでお仕事できたらなとも思っていますし、シャンプーのCMで髪の毛をサラ〜ッとする役で出るのも夢です(笑)

お仕事の上で見た目を磨くことも大切ですけど、モデルとしてのスキルアップ以上に、性格が良いとか話し方がうまいとか、自分には欠けているところを持った人に出会った時に、自分がどうしたらその人のようになれるのか考えることはあります。

どれだけ綺麗にしていても人間が相手のお仕事なので、中身が良くないと、生きる上で。
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ーーいろいろと考えているんですね。

今年、高校を卒業したんです。20歳を前にして、将来のことについて凄く考えるようになりました。

今までもお仕事は楽しかったけど、何かあったら誰かが助けてくれましたし、甘えてばかりで流されているところもあって…。でも進学をしない道を選んで、モデル一本で社会人として一人立ちしなきゃいけない。人間性だって高めていかなきゃいけない。

人生って1回しかないんだなって、お仕事で失敗するたびに思います。

今が自分の戦うべき時期だし分かれ道だなと。ここから落ちていくのか這い上がるのかは自分次第ってことですよね。

instagramにはプライベートのオフショットも満載

インタビューでは、社会人としての責任感やプレッシャーに対する葛藤も見せてくれた西村さん。そんな西村さんのモデルとしてのお仕事や、プライベートも垣間見えるinstagramもチェック!

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